「幡勝寺(ばんしょうじ)」は、今治市の「寺町」エリアに位置する由緒ある寺院です。京都の東本願寺を本寺とする大谷派の寺院で、真宗大谷派(しんしゅうおおたには)に属しています。真宗大谷派は浄土真宗の一派で、宗祖親鸞聖人の立教開宗の精神に則り、教法を広め、儀式を執行し、その他教化に必要な事業を行い、同朋社会の実現を目指しています。
聖徳太子が創建
幡勝寺の歴史は、非常に興味深く、伝承によると聖徳太子によって創建されたとされています。聖徳太子が道後温泉に入湯したという史実にがあり、他にも同様の言い伝えがある寺院がいくつか存在しているため、幡勝寺も古くからある寺院であったことは十分に考えられます。
天台・真言兼修の寺院として知られていましたが、1338年の兵火で焼失し、草庵だけが残されました。その後、1610年に幡勝入道浄円が播州から移り、米屋町に移転して浄土真宗を広めました。そして、1669年に現在の場所に再建され、幡勝寺としての歴史を刻んでいます。
様々なアクティビティで楽しむ
幡勝寺では、地域の皆さんが楽しめる様々なイベントが開催されています。特に人気なのがヨガ教室です。日常生活に活かせるヨガの話や、体を気持ちよく動かす60分間のヨガタイムが提供されており、子どもからシニアまでどなたでも参加できます。
また、幡勝寺では音楽イベントも頻繁に行われており、地域文化の発展に寄与しています
今治市を訪れる際には、ぜひ幡勝寺に足を運んでみてください。その歴史や文化、そして温かい雰囲気を感じることができます。