現在、2024年8月10日16時43分
2日前の、2024年(令和6年)8月8日16時43分頃に日向灘でM7.1の地震が発生。
そして同日の20時30分に南海トラフ「巨大地震注意」が気象庁から発表。
そして地震発生からこれで2日が経ちました。
南海トラフ「巨大地震注意」の説明は以下。
南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表された場合は、個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意してください。また、地震発生から最短2時間後に観測された異常な現象の調査結果が発表されます。政府や自治体からキーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)に応じた防災対応が呼びかけられますので、それぞれの内容に応じた防災対応をとってください。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表された場合は、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は1週間の事前避難を行う必要があります。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された場合は、事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。
南海トラフ地震臨時情報(調査終了)が発表された場合は、地震の発生に注意しながら通常の生活を行いましょう。ただし、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しておきましょう。
南海トラフで発生する地震/地震本部
そして、昔の人たちが残してくれた過去の記録からみると
南海トラフでは、過去に想定震源域の東側と西側で時間差で、大規模地震が発生する事例があります。
● 1854 年 安政東海地震と安政南海地震
南海トラフの東側で地震が発生した約32 時間後に、西側でも地震が発生
● 1944 年 昭和東南海地震と昭和南海地震
南海トラフの東側で地震が発生した約2年後に、西側でも地震が発生南海トラフ地震臨時情報について/高知県.2024
今48時間経ちました。
とりあえず一週間でこの注意は解除されるようです。
その理由は南海トラフの危険が減ったわけではなく
人間的な理由です。
簡単に言うと「警戒し続けるには心身ともに疲れて無理だから」
気象庁は今回、1週間は対象地域の住民らに地震への備えを再確認し、発生後すぐに避難するための準備を求めている。特段の異常がみられなかった場合、15日の関連解説情報を最後に「大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに十分に注意しつつ、1週間で注意の呼びかけを終える」としている。
1週間の理由について、政府の中央防災会議で臨時情報の制度設計に携わった福和伸夫・名古屋大名誉教授は、「避難が1週間を過ぎると体調を崩したり、社会活動の維持が難しくなったりすることを考慮した」と明かす。
同庁の束田進也・地震火山技術・調査課長も「自然科学的な見積もりではなく、社会的な受忍限度」と説明し、「必ず発生するわけではないが、この機会に個人レベルでも社会レベルでも防災対策を見直してほしい」と呼びかけている。
南海トラフ監視強化、なぜ1週間…「避難で体調崩したり社会活動の維持が困難に」/読売新聞オンライン.2024
実際には地震の完璧な予測は難しく、神のみぞ知るといえる領域。
「巨額な金かけて無駄なことやってる」「まったく成果が出てない」
なんて心無い発言をする人もちらほら見かけます。
じゃあどうする?って話になるけど
その人から決定的な代案が示されてることはなく。
個人的に現在完璧に解析して予測ができなくても、未来に向けて続けていかなければいけないと思います。
相手はいわずもがな地球。
俺も人類が全てを把握できるなんて思ってないけど、もし地震という分野において、特定の国が決定的な発見ができるとしたら、1300年前からその記録を残し続け、未来永劫地震大国であり続ける日本だけだと思います。
ただし個人レベルでできるのは、事前計画、気持ちの備えや備蓄です。
今治のドラッグストアでも水を買ってるのを結構見かけました。
人が生きるために必要な水分2リットル。食事を含むとはいえ2リットル近い水はやっぱり必須です。
ただし、危機意識をずっと持ち続けるのは基本的には無理だと思うので、保存水をおすすめします。
俺は10年保存水をつねに用意してて、とりあえず水は考えなくてもいいって感じにしてます。
本当を言えばガチで余裕をかませるように、手動式の逆浸透膜浄水器が欲しいんだけどな。
命の値段と考えたら安いけど、、、。最低保存水ぐらいはもっていたほうがいいと思います。