愛媛県今治市波方町宮崎ににある「御崎神社の海の鳥居(みさきじんじゃのうみのとりい)」は、潮の満ち引きによって鳥居が海に浮かぶ様子が見られます。瀬戸内海を挟んで広島県の厳島神社と愛媛県が隣接していることが、海に浮かぶ鳥居がこの地域に多く存在する理由の一つと考えられます。
この鳥居は神社の先の山の中にある御崎神社の社殿と海岸に設置された鳥居が対になっており、神社の歴史と海との深い結びつきを感じさせます。
満潮時には、鳥居が海反射して浮かびあがり、幻想的な光景が広がります。干潮時には、鳥居の基礎部分が露出し、異なる表情を見せます。堤防から鳥居へと続く階段があり、干潮時には歩いて近くまで行くことができますが、満潮時には鳥居の足元まで海水が迫るので、泳ぐか船でしか近づくことができませんので、潮の満ち引きを確認し、両方の姿を楽しむのがおすすめです
鳥居の近くの住宅の側にはもう一つ鳥居があり、そこが神社の大祭時の御旅所となっています。
波方町は他にも、御崎神社の近隣には他にも龍神社の海中鳥居など、見どころが多い地域なので、これらのスポットも合わせて巡ることをオススメします。