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今治市は愛媛県の庁所在地である松山市から約40キロメートル東に位置しています。松山市と今治市を結ぶ鉄道路線や高速道路が整備されており、アクセスも非常に便利で移住をする人も増えています。
今治市は日本最大の海事都市・造船都市としても世界的にも有名な都市で、市役所前には巨大なスクリューがランドマークとして展示されています。また、公園などにもスクリューや錨が彫刻があり、造船王国としての誇りを感じさせてくれます。
今治城は1602年に築城の名手・藤堂高虎によって築城され、その後、現在の城は鉄筋コンクリートで再建されました。瀬戸内海に面した日本三大水城の一つで、堀には海水が引き込まれています。
これにより、船が直接城内に入ることができるようになり、高い防御力を持つことができました。城内には歴史と自然の調和を感じさる庭園があり、城の天守閣からは今治市街や瀬戸内海の絶景を一望することができます。
今やサイクリストの聖地として世界的にも知られる「しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」は、今治から尾道まで約70キロを自転車で渡ることができる、瀬戸内海の美しい景色を楽しみながら絶景サイクリングロードです。
島々を巡るサイクリングコースには足湯、カフェ、などの休憩スポットも充実しており、初心者から上級者まで楽しむことができます。
今治で生産される高級タオル繊細で高品質な「今治タオル」として国内外で高く評価されています。
今治タオル専門店だけではなく、タオル美術館などの施設では、その製造過程を見学することもできます。
鉄板で焼くことが特徴的な「今治焼き鳥」や、B-1グランプリで上位入賞したB級グルメ「焼豚玉子飯」、来島の新鮮な魚介類も絶品で、愛媛県は鯛が有名ですが、今治の鯛はさらに美味しいと定評があります。
元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるサッカークラブ「FC今治」が地域活性化に大きく貢献しており、「FC今治高校里山校」など、今治では先進的な取り組みが次々と行われています。